一般財団法人 三重県遺族会

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三重県戦没者追悼式 

2020年7月29日 三重県総合文化センターで、コロナ対策で参列者を大幅に縮小して実施。
 
 例年、約900人が参列して行われる三重県戦没者追悼式が今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、参列者の規模を大幅に縮小して29日、三重県総合文化センターで実施されました。
 
 参列者は29の市町(三重県は村は無し)から遺族代表各1人を含む45人で、例年の二十分の一と大幅に縮小しながらも、祭壇は例年どうり、会場も最大千五百人を収容できる大ホールの最前部エリアに間隔を大きく開けての実施となりました。
 
 鈴木英敬知事は「戦没者への思いは、新型コロナウイルス感染症に左右されるものではない。さきの大戦の歴史と教訓を胸に刻みながら、恒久の平和の時代となるよう努める」と式辞を述べました。
 
 中国湖北省で父親が戦死した松阪市の長谷川敏さん(78)は「戦争の悲惨な体験を忘れず、次の世代に語り継ぎ、新しい時代にふさわしい平和国家を目指して努力することが、私たちに課せられた責務だ」と遺族代表の追悼の言葉を読み上げました。
 
【写真説明】
 コロナ対策で、席の間隔を大きく開けて行われた「三重県戦没者追悼式」